「キヌアって何?」
という方、多いのではないでしょうか?
ごもっともだと思います。キヌアはもともと海外で人気だった食べ物。いままで日本ではあまり知られていなかったので。

キヌアってどんな食べ物なの?どう体にいいのかとか、味とかも知りたいな。
こういった疑問をお持ちの方は、ぜひ以下で一緒に勉強していきましょう(^^)
キヌアは雑穀みたいなもの
ふだん私たちが食べている穀物ってなんでしょうか?
やっぱり、お米とか麦ですよね。
この米・麦以外の穀物はいわゆる「雑穀 (ざっこく) 」と呼ばれるもので、キヌアも雑穀の一種です。


雑穀は体にいいと言われますが、なかでもキヌアが「スーパーフード」と呼ばれてるのを知っている方は多いんじゃないでしょうか?☆
じゃあ、そもそもスーパーフードって何のことなんでしょう?
スーパーフードって?
一般社団法人スーパーフード協会によると、
「栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品であること。あるいは、ある一部の栄養・健康成分が突出して多く含まれる食品であること」
一般社団法人スーパーフード協会のホームページより
と書かれています。
(参考サイトはこちら:一般社団法人スーパーフード協会のHP「スーパーフードとは」より)
つまり簡単にいうと、スーパーフードというのは「私たちの身の回りにある身近な食べ物より、栄養が豊富な食べ物」ということでしょうか。
はっきりとした定義や基準はないそうですが、人の健康に大きく役立ってくれる食べ物なのは間違いなさそうですね。
ちなみに「スーパーフード」と呼ばれる食べ物はたくさんあって、たとえば
ゴジベリー、モリンガ、テフ、ヤーコン、ゴールデンベリー



・・・・??
ちょっと聞き慣れない名前ばかりですね。私も聞いたことありません、、(^^;)笑
ではでは、これはどうでしょうか?
アーモンド、クルミ、トマト、アボカド
このへんなら馴染み深いですよね☆
私たちもよく知っているこれらの食べ物も、それぞれ特に栄養価が高いため「スーパーフード」として認められてるんですよ。


ちなみに日本の食べ物で
納豆、味噌、梅干し、玄米、緑茶
よく「体にいい」と言われてるこの5つも、スーパーフードとして認められてるんです。
そして今回の主役であるキヌアも、もちろんスーパーフードの1つ。健康はもちろん、女性の美容にいいということで、最近は国内でもキヌア料理が人気になってきています☆




キヌアは日本でも作られている
キヌアはもともと南米で作られていました。とくに多く作っているのがペルー・ボリビアで、世界トップ。
ただ、いまは南米だけじゃなく、世界70カ国以上のいろんな地域でキヌアは栽培されているんです。
アメリカ、イギリス、フランス、イタリア、インド、ケニア、日本(←!)
などなど。
キヌアはめちゃめちゃ強い作物です。
どう強いかというと、「驚くほどいろんな環境で育つ」んです。たとえ氷点下の地域でだろうと、気温が30度超えの地域でだろうと、干ばつでカラカラの地域でだろうと、キヌアはしっかり成長します。
キヌアの強み。それは栄養の豊富さはもちろん、驚異的なまでの適応力の高さ。
「世界中のいろんな場所で育てられるし、健康にいいし、最高じゃないか!」ということで、いまでは各国さまざまな地域でキヌア栽培がされているんですね。
ちなみに日本国内ですと、ここ剣淵町はもちろん、十勝の音更 (おとふけ) 、山梨の長野原などでも作られています。


キヌアは、いろんな料理に合う
冒頭でも触れたとおり、キヌアはもともと海外で人気の食べ物。
なのでインターネットで英語で
「quinoa recipe」
「quinoa food」
と調べると、オシャレなキヌア料理がじゃんじゃん出てきます。
パン
パスタ
ピラフ
シリアル
マフィン
ホントにいろんな料理に使われていてびっくり。
ちなみにキヌアは、淡泊でクセのない味です。
よーく味わってみると、ほんのかすかにナッツのような風味がしなくもない。
というくらいに淡泊。
なので「いろんな料理に合わせやすい」のも1つの強みですね☆
日本料理にだって合う



キヌアって、日本の料理にはあんまり合わないんじゃないの?
と思う方、そんなことはありません。
キヌアは我らが日本の料理にだってピッタリ合うんですよ(^^)/




ちなみに以前、剣淵町のキヌア農家さんたちが話していたこと。
「キヌアって、冷ややっことかに乗せても美味しいんじゃない?」
たしかにいけなくもなさそうですね・・(笑)
キヌアと合いそうな日本料理、みなさんは何だと思いますか?アイディアのある方、ぜひ教えてくださいね☆